ここでのニーズとは、まだ顕在化していないニーズを探し出し、これに対応することを指します。対象となる潜在的なニーズは、産業や企業の内部にあるものです。①プロセス上のニーズ、②労働力上のニーズ、③知識上のニーズ、これら3種類があります。
プロセス上のニーズは、業界や企業内に存在する既存のプロセス内にある問題点や不都合、不適切に対することです。これを洗い出し、機会に転じます。
例えば、コンピュータとネットワークの進展で、在宅勤務も決して珍しいものではなくなりました。これなども業務プロセス上のニーズを見直した上で得られた解決策と言えるでしょう。
労働力上のニーズは、文字通り企業が労働力に対してもつニーズです。上記で見た在宅勤務が進展すると、より多様なサービスをネットワークに依存することになるでしょう。例えば、テレビ電話市場は、在宅勤務という労働力に対する新たなニーズによって、大きく伸びるかもしれません。
最後の知識上のニーズは、開発研究を目的としたニーズです。開発目的が明らかになっているものの、それを実現するための知識が不足している状況です。このニーズが満足されると、しばしば大きなイノベーションが誕生します。

