2008年2月1日 秀和システム 1300円
【本書の主な内容】
第1章.15のキーワードで理解する通信業界の最新トレンド
第2章. 数字とグラフで見る通信業界の現状と環境
第3章. 固定通信業界の仕組みと最新動向
第4章. 移動通信業界の仕組みと最新動向
第5章. 飛躍的に進化するケータイ端末テクノロジー
第6章. インターネット・ビジネスの現状と動向
ドッグ・イヤーという言葉がありますが、これは現在の通信業界にまさにぴたりとあてはまります。現在の通信業界は、ほんの5年前と全く異なる様相を呈しています。
固定通信業界では、FTTHの大進展、NTTのNGN構想、BBテレビの登場などが大変化の兆しとなっています。また、移動通信業界では、MNP後のシェア変化、次世代無線通信の登場、MVNOの進展、さらにはグーグルのケータイプラットフォーム「アンドロイド」と、こちらも話題に事欠きません。
さらに、政府の動きも急で、情報通信法の立案、新競争促進プログラムの推進、次世代ブロードバンド戦略の推進など、通信事業の活性化を狙う策が目白押しです。
本書では、これら現在の通信業界で繰り広げられる動きを切り取って、分かりやすく解説することを試みました。通信業界に席をおいている方や将来通信業界に就職を希望する方、さらには最新の通信業界の動きを知っておきたいビジネスパーソンなど、多様な方々のニーズにお応えできると自負しております。
なお、本書では通信業界の中でも、通信インフラ分野で活躍する事業者を中心に解説しています。通信ネットワーク上のコンテンツやサービスに関しては、姉妹書『最新インターネット業界のカラクリがよくわかる本』(秀和システム)を参照いただければ幸いです。
【コンテンツ】
第1章 一五のキーワードで理解する通信業界の最新トレンド
1-1 次世代ネットワーク「NGN」
1-2 NGNの主力端末になるか!?「BBテレビ」
1-3 通信と放送を一体で規制する「情報通信法」
1-4 公正な競争ルールの整備「新競争促進プログラム2010」
1-5 利用者が急拡大する「IP電話」
1-6 地域間の情報格差に要注意「ユニバーサルサービスの見直し」
1-7 通信オールIP化の基盤「IPv6」
1-8 ユビキタス・ネットワークの実現「u-JAPAN戦略」
1-9 日本全国ブロードバンド化「次世代ブロードバンド戦略2010」
1-10 ケータイの主役に躍り出た「3G/IMT-2000」
1-11 ケータイ番号はそのまま「携帯電話番号ポータビリティ」
1-12 利用者が急拡大する「ワンセグ・ケータイ」
1-13 次世代無線通信の本命「モバイルWiMax」
1-14 いよいよディズニーも参入「MVNO」
1-15 グーグルが推進するケータイ・プラットフォーム「アンドロイド」
コラム 破壊的イノベーションとしてのIP電話
第2章 数字とグラフで見る通信業界の現状と環境
2-1 腕木通信からインターネットへ
2-2 GDPに占める通信業界の規模
2-3 通信業界の事業者数と雇用者数の推移
2-4 三つのレイヤーで見る通信業界の構造
2-5 通信業界で活躍するプレーヤー
2-6 次世代ネットワークを推進するNTTグループ
2-7 移動通信事業に軸足を置くKDDIグループ
2-8 業界三位の地位を固めたソフトバンクグループ
2-9 固定通信VS移動通信の現状
2-10 利用者が八七五四万人に達したインターネット
2-11 パソコンとケータイを使い分けるネット利用者
2-12 爆発的に普及するブロードバンド
2-13 激増するインターネットのトラヒック
2-14 IPに頼らない新世代ネットワークは実現するのか
コラム 腕木通信に使われた通信装置「テレグラフ」
第3章 固定通信業界の仕組みと最新動向
3-1 多様化する電話の種類
3-2 減少傾向が続く加入電話
3-3 急激に普及するIP電話
3-4 ブロードバンドはDSLからFTTHへ
3-5 NTTがFTTHに傾斜する事情
3-6 NGNの整備スケジュールとサービス
3-7 IPマルチキャストとは何か
3-8 NGNとBBテレビでセカンドライフが大変身?
3-9 FTTHの寡占化が新たな火種に
3-10 KDDIとソフトバンクの動き
3-11 三強以外の固定通信事業者の動向
コラム 縁の下の力持ち通信建設業界
第4章 移動通信業界の仕組みと最新動向
4-1 4Gへと進化するケータイ
4-2 移動通信市場は三強による寡占状態
4-3 成熟期を迎える移動通信市場
4-4 減少する音声ARPUとワンセグの影
4-5 モバイルビジネス活性化プランで市場が変わる?
4-6 新規移動通信業者の誕生と挫折
4-7 番号ポータビリティ後の動き
4-8 一台で二つのケータイ番号を持つ
4-9 ケータイ特有の販売モデル
4-10 見直しを迫られる販売奨励金
4-11 SIMロックは解除されるか
4-12 NTTドコモが描く短期および中期戦略
4-13 さらなる競争力強化を目指すau
4-14 四つの課題に取り組むソフトバンクモバイル
4-15 PHSで独自路線を行くウィルコム
コラム モバイル版通信装置のむかしむかし
第5章 飛躍的に進化するケータイ端末テクノロジー
5-1 携帯端末メーカーのシェアと世界シェア
5-2 FeliCaとおサイフケータイの関係
5-3 ケータイがクレジットカード代わりになる
5-4 金融仲介業務を兼ねる通信事業者
5-5 カメラ付きケータイとQRコード
5-6 GPSを用いた多様なアプリケーション
5-7 音楽プレーヤーとのドッキング
5-8 国際ローミングが標準装備になる
5-9 ケータイ向け燃料電池が普及する?
5-10 スマートフォンは普及するか
5-11 携帯電話とWiFiの微妙な関係
5-12 生活端末×情報端末としての携帯電話
コラム グローバルWiFiプロジェクトは進展するか
第6章 インターネット・ビジネスの現状と動向
6-1 インターネット・コマースの進展
6-2 成長著しいインターネット広告
6-3 三経路で進展する映像配信サービス
6-4 音楽配信サービスの進展
6-5 進展するモバイル・インターネット・ビジネス
6-6 モバイル・コマースも好調に推移
6-7 インターネット・サービス・プロバイダーの現状
6-8 検索連動型広告で業績を伸ばすグーグル
6-9 二〇〇〇億円突破で快走続けるヤフー
6-10 連結で二〇〇〇億円を突破した楽天
6-11 アマゾンの売上げは一〇〇億ドルを突破