
2019年10月1日
アルテ 1980円(Amazonへ)
【はじめに】より
アドラーは生前に19冊の著作を通じて、アドラー心理学の考え方を世に問いました。
現在日本で容易に手に入るアドラーの著作としては、アルテ版の岸見一郎訳『アドラー・セレクション』があります。本書ではこの作品を中心に、アドラーが築いた心理学のエッセンスを解説したいと思います。その際にアドラー心理学を解説する上で欠かせないキーワードを6つ(劣等感、目標、ライフスタイル、共同体感覚、人生の3つの課題、人生の意味)取り上げ、このキーワードに関する記述を作品から引用する形で、アドラーの考えを明らかにするようにしました。
【目次】
第1章 個人心理学へのアプローチ
第2章 劣等感
第3章 目標
第4章 ライフスタイル
第5章 共同体感覚
第6章 人生の三つの課題
第7章 人生の意味