
2005年12月25日
NTT出版 1800円
【本書の主な内容】
阪神大震災で大きな被害を受けた通信インフラ。被災した人々の通信手段を確保するために、通信インフラを守る人々、すなわち「通建マン」が懸命の努力で早期復旧を目指した——。本書は、通信の仕組みをわかりやすく解説しながら、大災害から通信が復旧していく様子をドキュメントタッチで描き出しています。
また、通信インフラの復旧を通して、そこで働く通建マンの職業人(プロ)としてのマインドを描写。「人間にとって働くとは何なのか」、その答の1つを提示しています。
【目次】
序 章 通建マンの流儀
第1章 大震災、通信インフラを直撃する
第2章 避難所に通じる臨時電話
第3章 被災地へ向かう通建マン
第4章 通信孤立した苅藻島
第5章 試験台を至急移設せよ
第6章 デッドラインは一月三十一日
第7章 サービス回復への突貫作業
第8章 基幹光ファイバー網の迂回工事
第9章 地下管路を新設せよ
終 章 仮設住宅に届くケーブルテレビ
【書評】
2006年1月22日 神戸新聞
