電気をまったく使わない、人力のみに頼ってバケツリレー式で信号を送信した腕木通信。しかし決してあなどることはできません。何と発祥の地フランスでは、1794年にネットワークが公式スタートしてから約60年間で、トータル約5800kmにも及ぶ腕木通信ネットワークを整備しました。その全体像を表したのが下図のネットワークです。
いかがでしょう。以上に述べたように、腕木通信に対する興味は尽きません。しかも、電信網が普及する以前にこのような巨大通信ネットワークが存在したにもかかわらず、腕木通信のことはあまり(と言うかほとんど)知られていない状況です。さらに腕木通信についてお知りになりたい方は、是非、拙著「腕木通信——ナポレオンが見たインターネットの夜明け」(朝日選書/2003年11月25日刊)をご覧いただけると幸いです。

腕木通信
——ナポレオンが見たインターネットの夜明け
目次
第一章 腕木通信とは何か
第二章 腕木通信の誕生
第三章 通信の方法
第四章 腕木通信の発展
第五章 電信の進展と腕木通信の衰退
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下記の新聞・雑誌に書評を掲載していただきました。
日本経済新聞社 2003年12月7日 Sunday Nikkei 書評欄
毎日新聞 2003年12月21日 今年の三冊
サンデー毎日 2004年1月11日(年末年始特大号) 読みどき旬どき
週刊朝日 2004年1月23号 週刊図書館

