昨年の夏頃から、メディア関係の業界本をいくつか出してきました。インターネット業界、通信業界、放送業界、そして広告業界がそれです。今回、このシリーズといいますか、続編といいますか、コンテンツ業界について執筆した『最新コンテンツ業界の動向とカラクリがわかる本』(秀和システム)をださせていたたぎました。
かつて日本の産業を牽引した製造業は、新興諸国の猛追を受けており、かつてほどの勢いがなくなってきています。そうした中、日本を牽引する次世代産業の育成が急がれています。そこで白羽の矢が立ったのがコンテンツ産業です。
現在、日本のコンテンツ産業は、GDPの2.5%を占めるともいわれています。しかし、アメリカの5%や世界平均の3%に比較すると、まだまだ潜在的成長余力があります。
また、世界の中でその国のプレゼンスを示すには、戦力よりもむしろソフト・パワーが不可欠だという論があります(ジョセフ・ナイ教授のソフト・パワー論)。そして、このソフト・パワーをいかんなく発揮するのがその国が産するコンテンツです。これは、日本やアジア諸国における韓流ブームを見れば明らかです。
このような背景から、国としてもコンテンツ産業の育成に本格的に取り組んでいます。そして本書では、日本のコンテンツ産業がどのような状況にあるのか、ふんだんなグラフとわかりやすい図解で解説したものです。
ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。

