クレイトン・クリステンセンの破壊的イノベーションについて解説した本を出版させていただきました。タイトルは『クレイトン・クリステンセンの「破壊的イノベーション論」がわかる本』(秀和システム)です。
クリステンセンは、破壊的イノベーションを世に広めた人物として有名ですが、当の破壊的イノベーションについては、結構世間では誤解されて認識されています。というのも、破壊的イノベーションという呼称が、ヨーゼフ・シュンペーターの提唱した「創造的破壊」と極めて似かよっているからです。
シュンペーターは、経済が発展するには変革(イノベーション)が不可欠だと解きました。そしてイノベーションの本質を古くさくなったものを破壊して新しいものを構築すること、すなわち「創造的破壊(Creative Destruction)」と呼びました。そして、この創造的破壊と、クリステンセンの言う破壊的イノベーションの語感が類似しているため、破壊的イノベーションは創造的破壊の焼き直しと考える人が結構いらっしゃるようです。
そもそもクリステンセンの破壊的イノベーションは、「Disruptive Innovation」がその本来の語です。これを素直に訳すと「秩序を乱すイノベーション」になります。そして、シュンペーターが指摘した創造的破壊とはまた異なる面でのイノベーションについて言及しています。
今回書籍では、このDisruptive Innovationの本質について、図解をふんだんに、わかりやすく解説しました。書籍の概要はこちらでご覧になれます。気にめせばばぜひお買い求めいただけると幸いです。
